東海道五十三次 十七日目
水口ー石部ー草津
歩行距離 三十六キロ
一日の歩数 五万八千六百歩
水口城
マメの痛みにも負けず、腰の痛みにも負けず、台風の下を潜り抜け、いよいよゴールの京都三条大橋まで、あと二日。
八時半に出発。
天気予報は曇りとのことだったのが、すぐにポツポツ降ってきた。ジョギングシューズの中に水が侵入しないように、靴と同じ黒色のガムテープを買い、メッシュ素材の上から、出発前にベタベタ貼る。
横田の渡し
もう滋賀に入れば、旧東海道に江戸以前の歴史が積み重なっていて、旧東海道と同じ名称で呼んでいても、信長の話やら、六角氏との攻防だとか、江戸以前の話で大賑わい。
本当は、寄り道して安土城、長浜城、彦根城なども見て回りたいが、今回は京都まで歩くことが目的。初めから、スコープアウトしている。
草津でムヒを買い塗りたくる
ホテルへ午後三時に着くと、すぐに風呂に入り、洗濯をして、途中のドラッグストアで買ったムヒを下半身に塗りたくる。昨晩、体中を虫に食われてかゆい。塗った後は良いのだけれど、しばらくするとまたかゆくなる。
針を刺し水を抜き、腰痛用バンテリンのジェルを塗り、さらにムヒまで塗って、満身創痍だが、何とか五十一番目の草津宿まで無事にやって来た。
遠かった京の都も明日到着。
明日の天気は曇りの予報。気持ちよく歩けそうだ。東海道五十三次もいよいよ明日ゴール。
東海道五十三次 十八日間 ひとり歩き: ロングトレイル 600キロ
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