Just do it !

踏み出そう。やってみよう。考えるのはそのあとだ。


モンゴル 日本語を話す人

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 モンゴルでは日本語を話す人によく会う。今はモンゴルの夏休みなので、日本語を学ぶ学生さんたちがリゾートアルバイトで郊外のゲルなどの観光施設で働いていることもその理由の一つのようだ。

 今回泊まったゲルのレストランでも、長野の高山村の山田温泉で一年間インターンシップで働いていたという大学生がいた。初めの挨拶があまりに自然で、最初は日本人かと思ってしまった。

 ウギノール湖のほとりのツーリストキャンプでランチをとったが、そこでも横浜マラソンのTシャツを着て働く人に出会った。先々月まで東京にいたそうだ。うちの近所のモンゴルフェスティバルにも来ていたそうで、こんなに広い草原が広がるキャンプ場で近所のお祭りに来ていた人と会うなんて、とても不思議な感じがした。

 最近のモンゴルは日本人よりも韓国人の方が多いようだ。コンビニも韓国のコンビニチェーンが街のあちこちに出店している。旅をしていると、昔は必ず日本人か?と聞かれていたが、今は最初にコリアン?次にチャイニーズ?と聞かれて、自分からジャパニーズと答えることがほとんどだ。

 通貨を実際に使ってみれば、円が過小評価されていることがよくわかる。今の円安は明らかに行き過ぎだ。でも、日本が経済的に強いかどうかに関係なく、日本に関心を持ち、日本語を学ぼうと考えてくれるモンゴルの若者に会うと本当に嬉しい。強い円に惹かれて来日する人よりも、より深く日本への理解を深めて、日本を大切に思ってくれるような気がする。

 日本人が海外旅行をする場合を考えると、円安が進むことは問題だが、日本に関心を持ってくれる海外の人々が来日しやすくなる状況は良いことだ。どのような物事にも、良い面と悪い面があるものだ。