朝電車の中でスマホをいじる人の隣に座ると、腕が疲れる。隣の人がスマホをいじらなければ、真っ直ぐに腕を伸ばして膝の上に手を置くだけなので、特に隣の席に侵入してくることもない。しかし、ゲームを始める人が隣に座ると肘を隣席に突き出して、ツンツンつついてくる。
意図してつついてないことはわかっているが、つっつかれると嫌なので、つい脇を絞って腕を抱える。それでもついてくる人には、もうどうしようもない。ひたすら我慢する。
時にはその肘が脇腹に入る時がある。脇の下から脇腹にかけてというのは、急所なので、ツンツンつつかれると、すごくいやな気分になる。
時にはすごく意地悪な気持ちにもなって、同じことをしてやろうかと思うこともあるが、同類になってしまうので、思うだけでやめている。
特に冬の時期は厚手の服を着込んでいるので、それでなくとも、窮屈な状態でツンツンしてくる。
最悪なのは、スマホをいじりながら、股を広げて座る人だ。真っ直ぐに足を立てて座れば良いのに、なぜかV字型に足を開いて座る。
そのような座り方をする人は、普通の身なりをしている人も多いが、見るからにやんちゃなオッサンの場合もあり、そんな時は数駅なら我慢するし、我慢しきれない時は、席を立つ。
最近は電車の中で書き物をすることが多いので、その時は立つようにしている。されて嫌なことはしないほうが良いから。私はツンツンしないように、立って書いている。