全国旅行支援を利用して続けて大阪へ行ったので、今週末は関東で過ごすことにした。久しぶりに伸びた髪を切りに六本木へ行くことになったので、六本木ヒルズに寄ってみた。
別にカッコつけて六本木まで髪を切りに行っているわけではなく、子どもの頃からお世話になっている母の友人がたまたま六本木でお店を経営しているのでそこで切る。と言っても、世界チャンピオンだった方で、やはり六本木で長年お店を出せる人、というのはそれなりの人だ。
ひと月前まで、近くに住んでいたのだが、遠い昔のようだ。
髪を切る前に時間があるので、麻布十番の駅で降りてぶらぶらする。六本木と言っても特に行くところはないので、麻布十番の商店街を経由して六本木ヒルズへ向かう。六本木ライブラリーの会員券は返上してしまったので、森美術館へ行くことにする。
かつてほどではないけれど、人の出はかなり戻っている。
東京の私が大阪の街をぶらついていたように、関西や他の地域から多くの人が東京に来ているのだろう。
六本木ヒルズは大阪で言うと、アベノハルカスになるのだろうか?。アベノハルカスは、天王寺にあるが、通天閣のすぐ近くで、どちらかと言えばあまりオシャレなところとは言い難い。大阪のオシャレな通りと言えば御堂筋になるだろうが、かなり離れている。六本木は青山や麻布十番、渋谷などに近いので、どちらかと言えば、おしゃれ地域の一角だ。
でも、街を歩いてみれば、結構ゴミゴミしていたりする。また、東京は街が連続していない。大阪のようにコンパクトに綺麗にキタからミナミのように街が序列化して並んでいるわけでもない。東京はそれぞれの街が独立している。
まだ、大阪の余韻が残っているので、そんなことを考えながら歩くととても楽しい。いつもとちょっと違った感覚で六本木を歩いている。