Just do it !

とりあえずやってみよう。考えるのはそのあとだ。


沖縄県立博物館

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知らない土地へ行くと、まずその都市の博物館へ行く。するとその土地の歴史が網羅的にわかる。また、その土地の人たちが中央との関係をどのように捉えているかがわかる。

特に沖縄の場合、同じ日本という国であるけれども、島であるということで、長い時間のスケールで見てみると、歴史的な問題が幾度も起きて、その度に紆余曲折を経ている。

空港へ着いて、直ぐにビーチへいくのもよいが、私はどちらかと言えばその土地の歴史などに関心があるので、博物館へと足を向ける。

土曜日の夕方に那覇空港に着いて、モノレールで数駅のホテルにチェックインした後は、まず沖縄県立博物館へ向かった。

土曜日なので夜八時まで開館している。六時過ぎからでも十分な時間がある。

県立博物館の隣にはショッピングセンターがあるので、入館する前に食事を済ませる。地元の人が集まるところなので、店は東京とほぼ変わりはないが、日本全国どこへ行ってもそのようなものなので、違和感は無い。そうしたところには、沖縄そばやチャンプルの店ではなく、スターバックスやトンカツの店などが並ぶものだ。

沖縄県立博物館はその文化的なゲートウェイとして実に素晴らしい。琉球王国以前から続く長い歴史を丁寧に見せてくれる。

私はここ数年はガイドブックを買わなくなった。ガイドブックを見ても食べ物や買い物の情報ばかりで、私のような嗜好の人の役にはたたないからだ。

ガイドブックでの取り扱いも小さい。不当に小さく扱われている印象だ。しかしながら、同じような施設でも、美ら海水族館のような施設は、大きなカラーページを数枚使用して紹介されていたりもする。写真のインパクトが大きいからだろう。

翌日首里城へ行ったが、前日に琉球王国の歴史を見てきたので、より実感を持って歩くことが出来た。首里城からの眺めも、また違ったものとして見えてくる。

沖縄県立博物館は五つ星でお勧めする。