東海道、中山道、甲州街道に次いで4回目のスタート地点となる日本橋。
五街道はここから始まる。
初めて歩き始めた東海道は、未知への旅立ちで、よく知った品川までの道筋がとても新鮮に見えた。
日本橋からも見えるところで、日光街道は右に折れる。
曲がるところがわからず、そのまま中山道を直進して、国道4号線まで行ったところで、行きすぎたことに気づく。
日本橋から浅草までの道のりは、浅草で働いていたときに何度か通ったことがあるので知っている。
東日本大震災の時はこの道を歩いて帰った。
同じ道でも、歩く目的が違うと見え方感じ方は全く違う。
雷門前はまだ早朝だったため人通りも少ない。
そのまま浅草寺の境内へと入る。
浅草寺のすぐ北西には、吉原。浅草寺の脇を日光街道は進む。
山谷地区を抜けて、南千住駅の歩道橋を越えてしばらくすると千住宿。
松尾芭蕉は千住宿まで舟で来て、ここから奥の細道を歩き始めた。
千住宿は隅田川と荒川の間に長く伸びる。
隅田川が千住大橋。荒川が千住新橋。
荒川の先はしばらく住宅街を歩く。
草加宿には松尾芭蕉。
しばらく綺麗な松並木が伸びる。
松並木の周囲は公園になっていて気持ちよく歩ける。
1日目は越谷まで
