Just do it !

とりあえずやってみよう。考えるのはそのあとだ。


見にくくなるということ

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私は近視で目が悪い。子供の頃からのことで、今に始まった事ではない。幸いにも目が悪かったおかげで、五十代半ばを過ぎてもまだ老眼になっていない。これまで目が見えなくてとても不便な思いをしてきたが、少しは良いこともあるものだ。

ところが、最近見にくい、と感じることがある。明るいところから暗いところに入った時に、すぐに以前のようには見えないような気がするのだ。

これは自然な老化減少なのだろうか、それとも自分だけの特有なことなのかはわからない。それですぐに何か困ることがあるということでもない。ほんのコンマ一、二秒で目はすぐに慣れる。でも、明るい山道から突然暗い森のようなところに入った時は、一瞬立ち止まりたくなる。一瞬のことだけれど、これは以前には無かったことだ。

逆光の時も見にくくなったように思う。歩いている時は困らないが、車の運転をしている時は、本当に怖い。止まりたいと思っても、前の車に続いて後ろの車もいるから止まれない。前の車に続いているからまあ大丈夫だろう、といういい加減な判断で走ることになる。これは危険だ。

そんな時に先頭車両になってしまうと本当に困る。路肩に寄せたくなるが、寄せられないほどの幅の道路で後ろから車が続く場合もある。

そんな時はサンバイザーを下げて、ゆっくりと確認しながら進むが、こわい。

最近前方の危険物のアラートが出る車が販売されるようになっているが、早くそのような車に買い替えたいと思っている。でも、そのような車は最新のタイプであったりするので高い。新車では手が出ない。

こうして、だんだんと老化を意識するようになるのだろう。このままいけば、七十、八十代で車を運転するのは難しくなるのではないかと思う。

田舎暮らしに車は欠かせないと思うが、車が無いと大変に不便だ。

若い頃考えていたことも、実際その年になってみると、現実に直面して、考えることが変わっていく。見えにくくなると、田舎暮らしにも支障をきたす。人生は発見の連続だ。