昔仕事で良く新宿から松本へ通っていたのですが、その時使っていたのが、チケットショップで売っていた回数券。
中山道を歩いていた時、下諏訪の駅から新宿まで帰るのに、どこかで回数券を売っていないものかと探してはみたものの以前のような安い値段で売っているものは見つからず。JRの窓口でノーマルチケットを買って帰ってきました。
再び、涼しくなったので、続きを歩こうと新宿からあずさに乗ったのですが、やはり格安の回数券は見つからず。安くてもせいぜい数百円。これくらいの差であれば、トラブルが発生した場合の保険料と考えて、ノーマルチケットで乗るほうが安心。
以前は片道五千円しなかったのに、今では六千円以上します。これは、実質的な値上げ。料金体系自体は変わっていなくとも、安い席を無くしていくことで、増収をはかる。
いつの間にやら、飲み物の量が減り、食料品の量が減り、値段はそれほど変わらないように見えて、実際に支払う金額は高くなっている。または、同じ金額で得られる量は減っている。
デフレデフレと言いながら、見えないところで見えないインフレは進行しています。このような目に見えない物価の推移は、正確には計れないだろうと思います。
最近のおにぎりはやけに小さいものが多いし、かつての一口サイズのおにぎりを一回り大きくしたくらいしかありません。
やけに小さいカツ丼弁当を腹に納めながら、その割には小さくならない自分の腹部をうらめしく思うのでした。