Just do it !

踏み出そう。やってみよう。考えるのはそのあとだ。


2019-01-01から1年間の記事一覧

凍えるように寒い台湾のバスの中で温暖化問題を考えた

台湾は沖縄よりもさらに南にあるので、なんとなく、暖かい、というイメージがあります。 ところが、この師走の十二月に来てみれば、暖かいどころか、寒い。 数年前の秋、初めて台湾へやってきた時は、常夏の国という一方的な思い込みで、半袖のシャツしか持…

桃園空港のATM

香港ドルを空港の両替所で変えようと思ったら、古い紙幣だったため、替えてもらえず、仕方ないので、銀行のATMでお金を引き出すことにしましました。 つい数年前までは、現金の待ち合わせがないときは、クレジットカードのキャッシングでお金を引き出せば…

桃園空港の両替で日本政府の新円切り替えの可能性を考えた

外国の空港に着いて最初にすること、と言えば両替。今回も入国審査の長蛇の列が気になってはいたものの、団体チケットで訪れたこともあり、急いだところで、どうせ待たされると思い、入国前の両替所で台湾ドルを入手しました。 替えたのは香港ドル。 特にア…

エバー航空の日本人

台湾の航空会社と言えば、エバー航空。全日空とのコードシェア便で、台北に来ました。 香港は学生の頃から何度も通いましたが、台湾は今回で二回目。香港行きの飛行機から台湾上空を通過するとき、地図と同じ形をした台湾島を初めて見た時には、感激したもの…

片道一時間四十分の通勤で1日三時間半移動する

片道一時間四十分の通勤をしています。東京の西北のハズレから、東南のハズレまで。 同じ東京の練馬区と品川区なのに、往復三時間半を移動に費やしています。 都心に住んでいるときには、片道一時間かかることなどほとんどなく、たいていの場合、三十分程度…

たなかみなみさんとマリックさんは似ている

本物の遊び人は、プロの女性と、すべてのカラクリがわかった上で擬似的な関係を愉しむと言います。 でも、素人の男性はプロの女性の手練手管に、薄々わかっていながら、どこかでその境界を見失い、自分自身もまたその海の中に溺れていくのでしょう。 素人の…

中山道一人歩き 17日目 草津宿、大津宿、京都三条大橋

草津宿 朝起きると曇り空。 晴れていると気持ちが良いものだが、街道歩きの場合には、少し曇っているくらいの方が良い。これが真冬ならまだ話は違うと思うが、まだ秋の初めの頃であれば、快晴の日中は暑くてたまらなくなる。 まだ通勤や通学の人々が歩く八時…

中山道一人歩き 16日目 高宮宿、愛知川宿、武佐宿、守山宿、草津宿

高宮宿 高宮宿 前日の雨が嘘のように、外は晴れていた。まだ日が昇りきらない頃にホテルを出て、高宮宿の入口付近にまで戻った。 高宮宿の真ん中には多賀大社の大鳥居が立つ。 大鳥居 多賀大社は伊勢神宮の天照大神の親神である伊邪那岐(いざなぎ)の大神が…

週休3日制でわかったこと

週休4日 最近週休三日の会社が少しずつ増えているそうです。私は勤務先にお願いして、いち早く週休四日を認めていただきましたが、仕事が回らず、一月で断念し、今は週休三日で働いています。 しかしながら、勤務日数にかかわらず、頭の中は常に仕事のことを…

中山道一人歩き 15日目 関ヶ原宿、今須宿、柏原宿、醒井宿、番場宿、鳥居本宿、高宮宿

関ヶ原宿 関ヶ原駅前 関ヶ原は雨だった。夏の盛りは過ぎているので、湿った感じはしない。傘をさして、駅を出る。 中山道は多くの車が行き交う。雨の日には、水溜りの水しぶきが襲ってくるので、出来るだけ車道から離れて歩きたいが、歩道もないところでは、…

東海道と中山道を歩いて気づいた東京のにおい

東海道五十三次 十八日間 ひとり歩き: ロングトレイル 600キロ 作者:有栖川豪 発売日: 2018/10/27 メディア: Kindle版 中山道を日本橋から京都まで半年間、のべ17日かけて歩きました。 東海道の時は通しで歩きましたが、中山道は週末を利用しながら数回に分…

中山道一人歩き14日目 加納宿、河渡宿、美江寺宿、赤坂宿、垂井宿、関ヶ原宿

加納宿 加納宿から先は、ひたすら街中の道を歩く。岐阜の市街地だ。山の中のような寂しさはないが、これと言って何か楽しみがあるわけでもない。 日本の街は、どこを歩いても、ほぼ同じ規格で、道幅も同じ、歩いている人の格好も同じ。でも、ときどき聞こえ…

中山道一人歩き 13日目 太田宿、鵜沼宿、加納宿

可児 可児の駅近くのビジネスホテルから、中山道まで約一キロの道のりを戻る。しばらく幹線道路を歩くが、やがて太田の渡しへと道は分かれていく。 太田宿 住宅街の中の歩道をテンポよく進む。しばらく歩くとゆったりとしたカーブが見え始め、曲がり角の内側…

中山道一人歩き 7日目 和田宿 和田峠 下諏訪宿

いよいよ中山道最大の難所である和田峠。難所と言っても、富士山や八ヶ岳のような山を登るのとは違い、あくまでも峠道。かつては交通網として人が往来した幹線道路。 とは言え、和田峠の標高は千五百メートル以上。ちょっとした山よりも高い位置にある。天候…

中山道一人歩き 12日目 大井宿、大湫宿、細久手宿、御嶽宿、伏見宿

大井宿 朝の五時に起きて、前日買ったおにぎりを頬張ると、直ぐに出発の準備を始めた。 カーテンを開けて、外を見てみると、山の方に大きな雲がへばりついてはいるが、少し霧がかかった感じで、空は晴れていた。 朝の六時にホテルを出ると、大井宿の中はひっ…

東海道、中山道、甲州街道、日光街道、奥州街道を歩いてわかった一里が四キロなわけ

東海道を歩いて、その後、中山道を歩いて、もうすぐ京都に到着します。かれこれ1000キロくらい歩いていることになりますが、最近ようやくわかってきたこと。一里が四キロであることにはわけがある、ということ。 人が普通に歩くと、だいたい時速4キロくらい…

中山道一人歩き 11日目 中津川宿、大井宿

中津川宿から次の大井宿までは、三里ほどしかないが、大井宿から先は、山の中に入るので、とりあえずその手前の大井宿まで、進んでおくことにした。 岐阜県に入ってからの中山道は、小さなアップダウンはあるものの、総じてのどかな田園風景が続き、穏やかな…

中山道一人歩き 10日目 倉本駅、須原宿、野尻宿、三留野宿、妻籠宿、馬籠宿、落合宿、中津川宿

倉本駅 倉本駅 無人の倉本駅についた後、中山道は集落の小道を辿ることになっているのだが、前日の雨のせいですっかり予定が遅れてしまったこともあり、すぐに国道へ出て歩き始めた。 どこまで中山道を忠実に歩くかということは、その人のこだわりにもよる。…

中山道一人歩き 9日目 藪原宿、宮ノ越宿、福島宿、上松宿、倉本駅

藪原宿 藪原駅 翌日は駅の改札口を出て、そのまま歩き始めた。朝から雨が降っていて、視界が悪い。駅を出てすぐに国道と合流するが、トラックの跳ね上げる水しぶきが歩道の中にまで飛んでくる。 国道の脇に川が流れているが、この川は昨日までの奈良井川では…

中山道一人歩き 8日目 下諏訪宿、塩尻宿、洗馬宿、本山宿、贄川宿、奈良井宿、藪原宿

下諏訪宿 梅雨のあとしばらく猛暑が続いていたが、九月の中旬ともなれば、少し涼しくなる。 朝の下諏訪駅は、東京と比較すれば、あきらかに涼しい。むしろ早朝は少し肌寒いくらいで、ウィンドブレーカーを羽織ってから歩き始めた。 下諏訪駅の改札口を出て、…

甲州街道44次 Day2 府中−日野−八王子−駒木野(高尾)

府中から高尾まで、歩いてみない? そう妻に聞いてみると、行こうかな、と言う。 東海道、中山道とずっと一人で歩いてきた。一人で歩くと自分のペースで歩くことができるのが良い。一方で、ずっと一人で黙々と歩き続けることになる。誰とも話をしない、とい…

中央線特急あずさの格安回数券がいつの間にかなくなっていた

昔仕事で良く新宿から松本へ通っていたのですが、その時使っていたのが、チケットショップで売っていた回数券。 中山道を歩いていた時、下諏訪の駅から新宿まで帰るのに、どこかで回数券を売っていないものかと探してはみたものの以前のような安い値段で売っ…

甲州街道44次 Day1 日本橋–内藤新宿–下高井戸–上高井戸–布田五ヶ宿–府中

日本橋 東海道の歩き始め、中山道の歩き始め。それぞれ初日はよく憶えている。両日ともとても天気の良い日だった。 東海道はまだ夏の余韻の残る時期。少しだけ涼しくはなっていたが、日中の気温は三十度を越えていた。 初日ということもあり、川崎までを歩い…

甲州街道44次 Day0

Day 0 なぜ甲州街道か 日本橋 東海道を日本橋から京都まで歩いた後、日本橋から中山道を通り、今は再び京都を目指している。 東海道は十八日間かけて通しで歩いたが、中山道は電車を使って東京との間を行ったり来たりしながら進んでいる。 東京都内に住んで…

週三日勤務、週休四日制で働いてみる

私が記憶するに、子供の頃、父は土曜日も仕事に出かけていました。いわゆる半ドンというやつで、午前中会社で働き、午後になると帰ってくるのです。 いつの頃からか、土曜日も休みになりましたが、私が就職活動をしていた二十数年前、新聞社はまだ土曜も出社…

秩父三峰神社のヤマトタケル

秩父の三峰神社に時々来ます。 神社の奥にヤマトタケルの像が立っていて、この周りにあるベンチの居心地が良いのです。 空気が良い。 でもそれだけではない。 なぜかホッとします。 雨が降っているのに晴れています。 私の上には木の枝が伸びていて、かなり…

はてなブログとワードプレスのブログを半年続けた感想

はてなのブログと、ワードプレスでのブログと、全く同じ内容で書いているわけではないので、優劣の比較は難しいものがあります。 しかしながら、使いやすさ、といった観点から、主観的にその違いを述べることは出来ます。 使いやすさという意味では、はてな…

森美術館の塩田千春展で考えた 表現とお金

ブログを書いている多くの人たちは、これをお金にしたいと心のどこかで思っている。ここでは相反する気持ちの葛藤が常に揺れていて、お金になるといいな、でもお金のために書いているわけでも無いし、と。 書きたいことが、うまく整理されて言葉の塊が生み出…

住む場所によって変わるひとの性格

東京の郊外の練馬区に住んでいますが、都心の港区に住んでいた時と、随分と活動の内容が変わってきていることを感じます。 子供の頃から練馬区に住んでいました。 練馬区は自然が豊かで、近所に森のような場所がいくつもあります。 関越自動車道の入り口があ…

続けること

子供の頃はなにかと続かない子供でした。 朝のランニングは三日坊主だし、NHKの基礎英語はゴールデンウィークまでだし、貯金箱がお金でいっぱいになったことは一度もありませんでした。 ところが大人になると性格は変わるのか、どうなのか。 続けることがで…