Just do it !

とりあえずやってみよう。考えるのはそのあとだ。


子どもがいる生活は楽しいのに

 子育て罰、という言葉があるようだ。子どもは、欲しくても授からない人もいるので、大きな声では言いにくいけれど、もしも、私の人生が子どものいない人生であったとしたら、例えどんなに仕事が充実していても、どんなに好きなことが出来る人生であったとしても、私の心は、満たされたものとはならなかっただろう。

 子育てが大変なことは事実だ。みな、大変だ、大変だ、と言うけれど、でも幸せ、のその後の言葉が言えない。なぜなら、子育ての渦中では、本当に大変だから。

 後から振り返ると、幸せな時間だったと思う。子育てを経た人は皆それが分かっている。そして、それを渦中の人に言ってもわからない、ということもわかっている。だから言わない。

 すると、大変だ,というところだけを聞いて、腰が引けるということがあるかもしれない。また、家庭環境が良くなかった人も、結婚したいとは思わないのかもしれない。ましてや、子どもが欲しいとは思わないのかもしれない。

 自分が育った家庭環境が良ければ、同じような家庭を持ちたいと思うので、子どもが欲しいと思わない人が多いとすれば、それは、あまり楽しい子ども時代をおくることのできなかった人が多いということなのかもしれない。

 その人がどのような職業についても、どのような立場にいても、等しく育児にかかわることで学べることは多い。自身が成長できる機会であることは間違いない。