Just do it !

とりあえずやってみよう。考えるのはそのあとだ。


組織は人でできている

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長年お世話になった社長が交代する。外資系の会社なので、数年おきに色々な国から社長が来る。私にとっては今の会社では二人目の社長になる。

前任の社長から今の社長に変わって、その下の人がかなり変わった。それまではアグレッシブなタイプが主流だったが、そのような人たちは自然と辞めていった。今の社長に代わってから入った人は、紳士的な人が多い。前はコワモテの人が何人かいたが、そのような人たちは、前社長の退任とともに一年内で去っていった。

テレビの報道番組などを見ていると、会社を辞めることが不安だとか、勇気がいるだとか、年功序列終身雇用がいまだに残るテレビ局のアナウンサーの人たちの意見を聞いていると、同じ国の人とは思えない断絶を感じる。

こんなところにも大きな分断はあって、ツイッター社でリストラがある、というニュースを報道をしていても、たぶんピンとこないだろう。

リストラというのは定期的にあるもので、別にその人ができるかどうかは関係なく、切られる時は切られる。人事はいろいろと理由をつけて、説得にかかるが、理由などない。黒字にするために余剰なところを切るだけのこと。出来ない人は景気が良くてもすぐに切られる。長年外資に勤めている人は日本の法律を考えれば違法なのはわかっていても、さっさと見切りをつけて次を探す。ごねると悪い評判がたつし、次を見つけた方が建設的だ。いつまでもこだわるよりも早くさっぱり切り替えたほうが良い。

社長が代わると組織が変わる。アメリカの大統領が代わるとスタッフが全て変わるように全てが変わるわけではないが、徐々に変わっていく。この辺りのマインドセットが、日本全国で出来ない限り日本が再浮上することは難しいだろうと思う。

次に来る人がどのような人かまだわからないので、その人のタイプによって、チームの構成も変わる。私がその人の考える好ましいタイプなら残るし、違えば離れる。残れるし、ではなく、主体的に残るか、残らないか、だ。

さて、どうなることだろう。