Just do it !

とりあえずやってみよう。考えるのはそのあとだ。


11連休

 週に三日勤務の場合、火水木と働けば、金土日月と休みになる。つまり、三日有給を取るだけで、金土日月火水木金土日月と、十一連休になるのだ。

 テレビを見ていると、時折り、「明日からは三連休という方も多いかと思いますが」などとニュースで語られることが多いけれど、私は毎週四連休。三連休では物足りない。

 と書いたが、最近は仕事が忙しいので、火水木金と働くことが多く、週末は三連休になることがほとんどなのが残念だ。

 そんな私でも、十一連休はなかなか取れない。休む時にはひと月前くらいから、メールの署名のところに、いつからいつまで休みます、と書いて、メールを送るたびに目につくようにしてから、ようやく休む。

 不在通知にも同じように書く。何度かの週末が過ぎればさすがに日頃メールで連絡をするような相手には、ほぼ行き渡るので、知らなかったと突然言われることもなくなる。

 私は会社のハンコ係なので、早く電子署名に切り替えたいのだが、外資系あるあるで、日本人にはよくわからない、欧州の地方都市の、日本では誰も知らない会社の電子署名しか使ってはいけない、などと言われたりするので、未だに導入出来ていない。ハンコ係は誰でも良いと思うのだが、皆面倒な仕事を増やしたくないので、引き受けてもらえない。

 しかしながらひと月前から知らせておけば、あらかじめ休みの前に、ハンコを押す紙を持ってきてくれるし、よほどのことでもなければ、なんとかなる。あと、私には強い味方がいて、もう一人の方とワークシェアをしているので、どうしてもという時には、その方になんとかしてもらえる。

 といっても、この方も私がお願いしてきていただいているのであって、最初からワークシェアできていたわけではない。会社を辞めて復帰した後で、週五日分の仕事を三日でするのが大変なので、前の会社から独立した同僚に声をかけて、週に二日だけきていただいているのだ。

 そう考えると、休むことができる環境を作ることはなかなか大変なことがわかる。簡単に十一連休と言っても、その準備には結構手間がかかっているものなのだ、と今気がついた。