ここ数年カフェイン入りの飲料を飲んでいない。正確には、時々間違えて、飲むことはある。
例えば、風邪薬に入っている。しかし、内容までは細かく見ていないので、後からなんとなくカフェイン切れの症状のようなものが出てきて、考える。何を飲んだかな、と。そしてある時気づく。風邪薬に入っていたと。
最近は、ノンカフェイン飲料を良く見かけるようになった。ドトールでもあるし、スタバでもある。スーパーなどでも、ルイボスティーが普通に並べられている。
私は緑茶が飲みたいと時々思うのだが、玉露のカフェインは特に濃いようなので、決して飲まないようにしている。でも、あの濃い味は好きだ。抹茶アイスも食べないようにはしているが、妻が食べていたりすると、一口だけもらったりする。
しばらく、ネスカフェゴールドブレンドのノンカフェインを飲んでいたが、とても高価なので、最近は、少し安いタイプのものを飲んでいる。スーパーのベルクで、三パーセントカフェインオフのインスタントコーヒーを買って飲んでみたが、これは、カフェインが強すぎた。飲んだ後、目の奥がじりじりした。
目の疲れに効く薬が、良く広告で流れているが、あれも本当は目の疲れではなく、カフェイン切れであることが、相当の確率であるのではないかと考えている。それが証拠に、その種の目の疲れ対策の薬にはカフェインが含まれていることが多い。
飲めばカフェイン切れが収まり、またしばらくすると頭痛がするというわけだ。
コーヒーメーカーは巨大な産業なので、これを否定するような番組や記事はメディアで流されることはないだろう。でも、薄々気づいている人が、デカフェに目覚めて、静かな抵抗を示している証拠が、デカフェの浸透なのだと思う。
言ってはいけない、ことは世にまだまだ多い。