カフェイン依存からの離脱
もう3年近くコーヒー紅茶を飲んでいませんでした。
3年前にカフェイン中毒ではないかと思い、試しに飲むのをやめてみたところ、カフェインの離脱症状で頭痛が発生し、完全に離脱できるまで、二週間近くかかりました。それ以来、もう飲むのをやめようと、その後カフェイン入り飲料を口にすることをやめました。
コーヒーを一日10杯
それまでは、起きている間中常にブラックコーヒーを飲み続けていました。
一日3、4杯までにした方が良いと、言われているのは知っていましたが、特に飲んだからといって困ることもなく、5杯でも10杯でも、飲んでも肝臓を壊すわけでもなく、人とトラブルが起きるわけでもなく、誰に迷惑をかけるわけでもないので、好きなだけ起きてから寝るまで、ずっと飲み続けていました。
頭痛の原因は眼精疲労ではなかった
私は子供の頃から目が悪かったにもかかわらず、厚いレンズの眼鏡をかけるのが嫌で、いつも少し度の弱いメガネをかけていました。そのため常に目が疲れて、目の奥がピリピリと痛み、しょっちゅう目のマッサージをしていました。
ところが3年前のある日、その原因が目の疲れではなく、カフェインかもしれない、と考えるようになりました。きっかけはカフェインに関する記事を目にしたからです。カフェインをやめた時に起きる症状が、眼精疲労の結果起きると思っていた症状とよく似ていたのです。
その話を息子に話すと、それはカフェインの離脱症状だと即座に返事が来ました。彼もカフェイン断ちをしようとしたところ、同じような症状になり苦しんだというのです。
一週間以上続く悶え苦しむ日々
飲むのをやめて半日くらいはどうということはありません。しかし、その後が、ひどい。
習慣とは恐ろしいもので、朝起きるとすぐにコーヒーを入れようとします。
コーヒーを探して、入れようとしている自分に気づき、やめます。
しかし、頭痛はすぐに始まります。
その間、仕事になりません。頭は痛みで朦朧として、仕事のことなど考えられません。
とにかく一週間以上そのような状態が続きました。
もうコーヒーは飲まないと、決めました。
カフェイン入り飲料はコーヒーだけではない
コーヒー以外にも紅茶にも緑茶にも入っています。コーラなどの、炭酸系飲料の多くにもカフェインは含まれています。
どこかへお邪魔すると、たいていお茶が出されます。お茶にもカフェインが含まれています。
出されたお茶を断るのは勇気がいるものです。
2年ほどした頃、出されたお茶を何も考えずに飲んでしまった時、なんともないな、と思い、そのあとペットボトルに残った残りを全部飲んだことがありました。
翌日なんだか頭が痛い。飲んだ時には平気でも、そのあと数時間して、カフェインが切れてきた時から頭痛は始まるのです。
チョコにもカフェイン
もはや、自分から率先してカフェイン入り飲料を飲むことはありませんが、思わぬところで侵入してくるのがカフェインです。
先日のヴァレンタインデーにチョコをいくつかいただきました。
ありがとうございます、とありがたく噛み締めていたら、どうもここ最近頭が痛い。
ちょっと考えればわかることなのに、なんということでしょう。チョコにはカフェインが入っているではありませんか。
一度食べるとまた食べたくなるのが依存症の恐ろしさ。ヴァレンタインの翌日も家にあったチョコを食後にパク。
チョコにもカフェイン入っているのに良いの?
妻にそう言われて、愕然。
食べるのをやめたら、またしても、頭痛。
またも繰り返してしまった過ち、を忘れないように、ここに書き留めた次第です。