Just do it !

とりあえずやってみよう。考えるのはそのあとだ。


初めての沖縄

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初めての沖縄で感じたこと。初めて訪問した土地で感じることは、おそらく本質を突いている。

訪れたところは那覇。観光地らしいところは、南部の斎場御嶽と知念岬、首里城、王陵、国際通り、波上宮くらいだ。

首里城から那覇周辺が一望できる。島国であることが視覚的に視界できる。

人々がどこかおおらかで、開放的な感じがするのはやはり海の民だからだろう。山の民よりもどことなく優しい雰囲気がする。悪い人がいないように思えてくるが、それが単なる印象に過ぎないことはよくわかっている。でも、それが私が沖縄で感じたことだ。

首里城が沖縄の人にとって、東京の皇居のような存在であるように感じた。既にそこに王家は無く、焼けた跡があるばかりだが、ボランティアの方か、職員の方か不明だが、寒い中見学者を迎えていた。

訪れた時は寒波が日本列島に押し寄せていたときで、冷たい風が吹き荒び、東京みたいだと思ったが、東京へ帰るともっと寒かったから、やはり沖縄は暖かいということになる。

風の吹き方が山風という風の吹き方では無く、海から一方的に吹き付けられるような印象があった。沖縄は木造の家が少ないそうで、それは台風でよく崩壊する割に、木を手に入れることが難しく、それ故にコンクリートの家がここ数十年増えているということらしい。実際東京などでよく見る建売の一戸建てタイプの家を目にすることは全くないような気がする。

街中で気になるのは見栄えの良い人が多いことだ。これはたんに私の思い込みかもしれないが、実際至る所の売店や道端で表参道以上の確率でハッとするような人にすれ違うことがしばしばあった。一方で沖縄のおばあちゃんといった感じのかわいらしいご老人も多く見かけて、みな良い年の取り方をしているのだな、とも思った。

なんくるないさ、の精神が皆の中に諦めと共に良い意味で肩肘張らない生き方として根付いているのかもしれない。