朝六時に起きて六時半から一時間散歩するのが日課だ。旅先でも特に歩く予定がない時は毎朝歩くようにしている。
石垣島でも、同じように朝起きて散歩に出ようと思ったが、六時に起きてみるとまだ夜明け前。東京では、冬至からしばらく経っているので、家を出る六時半頃にはすでに明るい。
六時に起きて、準備をしているうちに明るくなるかと思ったが、六時半を過ぎてもまだ暗い。七時頃、ようやく朝日がさしてきた。
地図を見ると、すぐ近くに台湾がある。台湾とは明らかに異なる文化圏だが、距離は近い。人の顔も関東あたりの人とはかなり違う。お店に入ると、外から来た人だなと認識されていることが人々の気配でわかる。地元の人たちしか来ないお店で、異なる雰囲気を醸し出しているのだろう。東京で同じアジアの韓国や中国の人たちに感じるものと近い異質さを感じるのだろう。
夜明けの時間が違うことで、生きている時間の流れが異なることを感じた。